識の檻々

言葉と脳と物語

2023-10-09から1日間の記事一覧

tanka_202309_02

2023年9月にweb投稿した短歌です。 前編(tanka_202309_01)と併せてお読みください。こちらには口語のものを中心にまとめています。 投稿時より一部推敲の上表記等を変更したものを含みます。 二〇二三年 九月(二) 君だってそわそわしてるお互いに絡む視…

tanka_202309_01

2023年9月にweb投稿した短歌です。 後編( tanka_202309_02)と併せてお読みください。こちらには文語・旧仮名遣いのものを中心にまとめています。 投稿時より一部推敲の上表記を変更したものを含みます。 二〇二三年 九月(一) 最果てに星はありやと手を延…

tanka_螟峨↑縺?◆

投稿型歌会サイト「うたの日」出題の「怪文短歌」とそこからの連想より。 エキセントリックな作品が並ぶ出題でした。ぜひ他の出詠作品をご覧ください。 → 2023.9.4うたの日「怪文短歌」 諸事情により あの人の趣味に沿わせたとりどりの垣根を崩し、明日は火…

Un jardin(百合作品 6首)

ふたりの女性をモチーフにした短歌です。 Un jardin 相性の欄に載らない恋をしてあの子のためにひろげた雑誌 首すじに触れたい指を堪えながらおなじ香りの髪だけ梳いた たそがれに密をたずねて喋ふたり融けるとろける時のあとさき 熱き膚冷たき膚と引きつき…